暴落が来たらどうする?狼狽売りを防ぐ考え方【積立投資の心構え】

こんにちは、こはるです。
積立投資を始めると、いつかは株価の下落・暴落を経験します。ニュースで「大暴落」と聞くと、こわくなって全部売りたくなりますよね。でも、その狼狽売り(ろうばいうり)こそが、いちばん損につながりやすい行動なんです。今日は、暴落が来たときの考え方をやさしくお話しします。
狼狽売りが損になりやすい理由
暴落したときに慌てて売ると、下がった価格で手放すことになります。そして相場が回復しても、こわくて買い戻せず、「安く売って、上がってから買えない」という一番もったいないパターンに陥りがちです。
過去を振り返ると、大きな下落のあとに時間をかけて回復してきた局面が何度もありました(もちろん、将来も同じとは限りません)。売らずに持ち続けた人が、結果的に報われてきた場面が多かったのです。
積立投資なら暴落は「安く買えるチャンス」の面も
毎月一定額を積み立てるドルコスト平均法では、価格が下がったときは同じ金額でたくさん口数を買えることになります。つまり暴落は、続けている人にとっては「安く仕込める時期」でもあるのです。
くわしくはドルコスト平均法とはもあわせてどうぞ。
暴落で慌てないための3つの準備
1. 生活防衛資金を分けておく
投資は当面使わないお金で。生活費や近い出費は、値動きのない預貯金に。これがあれば、暴落時に投資を取り崩さずに済みます。→生活防衛資金はいくら必要?
2. 「使う予定の時期」を意識する
10年以上使わないお金なら、途中の下落は通過点。逆に数年内に使うお金は、値動きのある投資に向きません。
3. 値動きを見すぎない
毎日チェックすると、下落のたびに不安になります。積立の設定をしたら、あとは"ほったらかし"くらいがちょうどいいです。
暴落時にやってはいけないこと
- こわくなって全部売る(狼狽売り)
- 焦って生活費まで投資に突っ込む
- SNSの煽りに流されて方針をコロコロ変える
決めた積立を、淡々と続ける。地味ですが、これが初心者にとっていちばん再現性のある方法だと思います。
狼狽売りする/続ける、で「いくら」変わる?
言葉だけだとピンと来ないので、金額でイメージしてみます。あくまで前提を置いた試算(目安)で、将来を約束するものではありません。
ケース1:暴落で売ると「損が確定」する
たとえば投資額が300万円のとき、暴落で30%下がると評価額は約210万円。ここで慌てて売ると、約90万円の損がその場で確定します。
| 金額(目安) | |
|---|---|
| 投資額 | 300万円 |
| 30%下落したときの評価額 | 約210万円 |
| ここで狼狽売り → 確定する損 | 約90万円 |
| 売らずに持ち続けて元の水準まで回復したら | 損は出ない(過去にはこうした回復局面が何度もありました) |
💰 金額の目安:下落局面はあくまで「含み損(評価額が下がっているだけ)」。売って初めて損が"確定"します。
ケース2:暴落は「たくさん口数を買える」時期でもある
毎月3万円の積立なら、基準価額が下がった月ほど、同じ金額でたくさん買えます。
| 基準価額 | 毎月3万円で買える口数 |
|---|---|
| 10,000円のとき | 3口 |
| 5,000円(半値)まで下がったとき | 6口(2倍) |
暴落で怖くて積立を止めると、この「安く仕込める時期」をまるごと逃すことになります。
ケース3:止めずに続けた20年の目安
毎月3万円を、途中の暴落でも止めずに年5%で運用できたと想定して積み立てた場合の目安です。
| 積立期間 | 元本 | 20年後などの目安(年5%想定) |
|---|---|---|
| 10年 | 360万円 | 約466万円(+約106万円) |
| 20年 | 720万円 | 約1,233万円(+約513万円) |
| 30年 | 1,080万円 | 約2,497万円(+約1,417万円) |
💰 金額の目安:毎月3万円・年5%想定で20年続けると、元本720万円が約1,233万円に。途中の暴落で狼狽売りしてしまうと、この「続けた人の伸び」を受け取れなくなってしまいます。
私の実感
私も相場が大きく下がったときは、正直こわかったです。でも「使う予定のないお金だから大丈夫」と決めていたので、積立は止めませんでした。ルールを先に決めておくと、感情に振り回されずに済みます。
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よくある質問
Q. 暴落したら積立は止めるべき? A. 使う予定のないお金で長期積立をしているなら、止めずに続けるのが基本の考え方です。下落時は安く買える時期でもあります。
Q. 全部売って、下がりきってから買い直すのは? A. 「底」を当てるのはプロでも難しく、多くの人は買い戻せずに機会を逃します。タイミングを計るより、続けるほうが再現性が高いとされています。
Q. どのくらい下がることがあるの? A. 過去には短期間で大きく下がった局面もありました。だからこそ、生活防衛資金を分け、当面使わないお金で投資することが大切です。
まとめ
暴落が来ても、狼狽売りをしないこと。そのためには「生活防衛資金を分ける」「使う時期を意識する」「値動きを見すぎない」の準備がすべてです。300万円が30%下がっても、売らなければ損は"確定"しません。逆に毎月3万円を止めずに続ければ、年5%想定で20年後に約1,233万円になる目安(あくまで試算)。ルールを先に決めておけば、こわい相場も淡々と乗り越えられます。無理のない金額で、長く続けていきましょう。
