新NISAの出口戦略。いつ・どう取り崩す?使うときの考え方

こんにちは、こはるです。
新NISAは「どう貯めるか」ばかり語られますが、じつは「どう使う(取り崩す)か」も同じくらい大切です。せっかく育てたお金を上手に使うために、今日は新NISAの出口戦略をやさしく整理します。
「出口」を考えておくと安心
積立を続けていると、いつかは教育費・住宅・老後などで使うときが来ます。そのとき「どう取り崩すか」を先に知っておくと、あわてずに済みます。新NISAはいつでも引き出せるのが強みなので、必要なときに必要なぶんを使えます。
取り崩し方は大きく2つ
1. 定額で取り崩す(毎月○万円)
毎月決まった金額を売って使う方法。生活費の足しにしやすく分かりやすい一方、値下がり時に多めに口数を売ることになる点は意識しておきます。
2. 定率で取り崩す(毎年○%)
残高の一定割合を取り崩す方法。資産が長持ちしやすいとされますが、受け取る金額が年によって変わります。
どちらが正解ということはなく、使う目的と生活スタイルで選びます。「まとまって必要(教育費・住宅)」なら、その時に必要なぶんだけ売る、でもOKです。
【試算】2,000万円を貯めたら、毎月いくら使える?
言葉だけだとイメージしづらいので、老後までに新NISAで2,000万円を用意できたと仮定して、取り崩しの金額感を見てみます。
資産を大きく減らさない目安「4%ルール」
毎年、残高の約4%を取り崩す考え方です。2,000万円なら年80万円=毎月およそ6.7万円。おおむね運用益の範囲で使うイメージなので、資産を大きく減らさずに続けやすいとされます(公的年金の上乗せに)。
定額で取り崩すと、何年もつ?(年3%で運用しながら)
「毎月いくら使うか」で、2,000万円がどれくらい持つかの目安がこちらです。
| 毎月の取り崩し | 2,000万円の持ち(年3%で運用しながら) |
|---|---|
| 月5万円 | 運用益とほぼ同じで、ほぼ減らずに続く |
| 月8万円 | 約33年 |
| 月10万円 | 約23年 |
| 月15万円 | 約14年 |
同じ2,000万円でも、月5万円なら“ほぼ減らない”、月10万円なら約23年と、使うペースで持ちが大きく変わります。参考に、運用せず現金のまま月10万円ずつ使うと約17年。使いながら運用を続けるほうが長持ちします。
全部を一度に売らなくていい
新NISAは、必要なぶんだけ部分的に売れます。全額を一度に現金化する必要はありません。使わないぶんは非課税のまま運用を続けられるので、「使う時期が来たものから、少しずつ」が基本の考え方です。
暴落しているときに使う時期が来たら?
いちばん困るのが、使いたい時期に相場が下がっている場合。だからこそ、
- 使う予定が近いお金は、数年前から少しずつ現金比率を上げておく
- 生活防衛資金を別に持っておく(→生活防衛資金はいくら必要?)
といった準備が効きます。暴落時の心構えは暴落・狼狽売りもあわせてどうぞ。
わが家の考え方
わが家は「使う時期の数年前から、必要なぶんを少しずつ現金に移す」と決めています。こうしておけば、いざ使うときに相場が下がっていても、あわてて全部売らずに済みます。出口を先に決めておくと、積立中も気持ちが安定します。
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よくある質問
Q. 新NISAはいつ売ればいい? A. 使う目的が来たときに、必要なぶんだけ売るのが基本です。全部を一度に売る必要はなく、残りは非課税で運用を続けられます。
Q. 取り崩すと非課税枠はどうなる? A. 制度の細かい扱いは改正されることがあります。売却した分の枠の再利用可否など、最新の制度内容は公式情報で確認しましょう。
Q. 老後に向けてどう使う? A. 定額・定率で少しずつ取り崩す方法があります。生活防衛資金を別に持ち、使う時期が近いお金は現金比率を上げておくと安心です。
まとめ
新NISAは「どう使うか」まで考えて完成します。「必要なぶんだけ部分的に売る」「使う時期の数年前から少しずつ現金に」「生活防衛資金を別に持つ」。出口を先に決めておけば、あわてず、気持ちも安定します。
