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家計・貯蓄

教育費はいくら必要?大学までの目安と、無理なく貯める方法

こんにちは、こはるです。

子育て家庭にとって、いちばん気になるお金が教育費。「いくら必要なの?」「どう貯めればいい?」と不安になりますよね。今日は、教育費の目安と、無理なく貯める方法をやさしく整理します。

教育費は進路(公立・私立・自宅通学かどうか等)で大きく変わります。金額はあくまで一般的な目安です。また投資でためる場合は元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご家庭の状況に合わせてください。

教育費はいくらかかる?(ざっくり目安)

進路によって差はありますが、一般に大学でいちばん大きな費用がかかります。とくに、

  • 大学の入学〜卒業までのまとまった費用が、教育費の山場
  • 私立や自宅外通学(仕送り)になると、さらに増える

すべてを一度に用意するのは大変なので、「大学入学までに、いくら貯めておくか」を目標にすると考えやすくなります。

いつ・いくら貯める?

ポイントは、いちばんお金のかからない時期に、いちばん貯めること。

  • 子どもが小さいうち(未就学〜小学校):教育費がまだ少なく、貯めどき
  • 高校・大学:出ていくお金が増える時期

児童手当を使わずに全額貯めるだけでも、大学入学までにまとまった額になります。「貯めどきに先取りで貯める」が基本の考え方です。→先取り貯金のやり方

学資保険と新NISA、どっちで貯める?

教育費の貯め方でよく比べられるのが、この2つです。

学資保険

  • 決まった時期に受け取れて、強制的に貯まる
  • 大きく増えることは期待しにくいが、値動きの不安が少ない

新NISA(投資信託などで積立)

  • 長期なら値上がりが期待できる(ただし元本割れの可能性もある)
  • いつでも引き出せて自由度が高い

使う時期が決まっている教育費は、確実性も大事。「必ず必要なぶんは預貯金や学資保険で堅く、余力ぶんは新NISAで」と役割を分けるのがわが家の考え方です。新NISAについては新NISAとはもどうぞ。

【試算】毎月1万円、学資保険とNISA(オルカン)で17年つみたてたら?

言葉だけだとピンと来ないので、実際の金額で比べてみます。子どもが0歳から高校3年生まで、17年間(204か月)つみたてた場合のイメージです。

以下は「学資保険=返戻率103%」「新NISA・オルカン(全世界株)=年5%と年7%で運用できたと仮定」で計算した、あくまで目安です。投資は年によって大きく上下し、途中で元本割れすることもあります。将来の利益を保証するものではありません。
毎月1万円を17年つみたてた場合の、学資保険と新NISA(オルカン)年5%・7%想定の資産推移グラフ
毎月1万円・17年つみたての試算。年数がたつほど、複利で差が開いていきます(利回りは想定・非保証)。

毎月1万円(17年で元本204万円)

貯め方 17年後の目安 元本との差
学資保険(返戻率103%) 約210万円 +約6万円
新NISA・オルカン(年5%想定) 約320万円 +約116万円
新NISA・オルカン(年7%想定) 約390万円 +約186万円

同じ「毎月1万円」でも、17年後で100万円以上の差が出る可能性があります。これは、投資が利益がさらに利益を生む「複利」で増えていくから。時間を味方にできるのが、早く始めるいちばんのメリットです。→複利とは

毎月2万円(17年で元本408万円)

貯め方 17年後の目安 元本との差
学資保険(返戻率103%) 約420万円 +約12万円
新NISA・オルカン(年5%想定) 約640万円 +約232万円
新NISA・オルカン(年7%想定) 約780万円 +約372万円

つみたて額を倍にすると、結果もほぼ倍に。毎月2万円・年7%なら約780万円と、大学の費用としてかなり心強い額になります。

ちなみに、過去17年の全世界株は? オルカンが連動する全世界株(MSCI ACWI)の円換算リターンは、リーマンショックを含むこの十数年で、結果的に年8〜10%ほどになった時期もありました。その利回りなら、毎月1万円で約430〜530万円、2万円なら約860〜1,070万円だった計算です。ただし円安の追い風が大きかったぶんもあり、同じ結果が今後も続く保証はありません。だからこの記事では、控えめの年5〜7%で見ています。

でも「学資保険が負け」ではありません

数字だけ見るとNISAが有利に見えますが、学資保険には投資にない良さがあります。

  • 元本が確保され、受け取る時期も決まっている(値動きに一喜一憂しない)
  • 契約者(親)に万一のことがあると、その後の保険料が免除され、満期金は受け取れるという保障がついている

つまり「増やす力」はNISA、「守る力・確実さ」は学資保険。どちらが上という話ではなく、役割がちがいます。必ず要るぶんは学資保険や預貯金で堅く、増やせたらうれしい余力ぶんをNISAで、と分けるのが安心です。

注意:教育費で投資しすぎない

大学入学の直前に暴落が来ると、投資で貯めたぶんが目減りしていることも。使う時期が近いお金は、値動きのある投資に置きすぎない。これは暴落・狼狽売りの記事でもお伝えしている大事な考え方です。

わが家の考え方

わが家は「児童手当+毎月の先取り貯金を教育費の土台にして、余力を新NISAで少し」という形。必ず要るお金は堅く、増やせたらうれしいお金は投資でと分けると、気持ちがラクです。

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よくある質問

Q. 教育費は結局いくら貯めればいい? A. 進路で変わりますが、「大学入学までにまとまった額」を目標に。児童手当を貯めるだけでも土台になります。まずはご家庭の希望する進路で考えてみましょう。

Q. 学資保険はもう古い? A. 古いということはありません。「確実に貯まる・値動きが少ない」という良さがあります。増やしたい部分と分けて考えると使いやすいです。

Q. 教育費を全部NISAで貯めるのは? A. 使う時期が決まっているお金を全額投資にするのは注意が必要です。直前の下落で目減りするリスクがあるため、確実に要るぶんは堅く置くのがおすすめです。

まとめ

教育費は大学がいちばんの山場。「小さいうちが貯めどき」「先取りで貯める」「確実に要るぶんは堅く、余力は新NISAで」が基本です。まずは児童手当を貯めるところから、無理なく始めてみてください。